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2008年7月28日 (月)

LAST DAYS/ラスト・デイズ

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今日紹介する作品は「LAST DAYS/ラスト・デイズ」

 

 

カリスマ的人気を誇ったアメリカのグランジバンド、ニルヴァーナのリーダー、カート・コバーンの最期の二日間を元にした映画。ただし、主人公は直接的にカート・コバーンであると明示はされていない。

なお、音楽監修は、ソニック・ユースのサーストン・ムーアが務めており、夫人のキム・ゴードンは一部のシーンに出演している。

深い森の中を、独り言をつぶやきながら、下向きがちにあてどなく散歩する若者がいる。彼は、麻薬の矯正施設を抜け出した、若者の間でカリスマ視されるミュージシャン、ブレイクである。彼は、現役の頃の自分を慕う人々がたむろする家に戻るが、誰も彼に近づこうとしない。時はゆっくりと、終結に向かって過ぎていく。

ジェリーに引き続きガス・ヴァン・サント作品です。

思えば前のブログも合わせてサント作品はもう5つくらい紹介してますね。

そのぐらいガス・ヴァン・サントの作品は好きです。

この作品はまずニルヴァーナのカート・コバーンが自殺するまでの最後の三日間を映画化したものです。

ですが作中ではカート・コバーンとは明かさず、ただブレイクと名乗る男の行動を追っていく形になります。

名乗るといっても自分のことは何も話しませんが・・・。

物語は彼がドラッグにおぼれ、麻薬の更生施設に入れられ、そしてそこを抜け出して森をさ迷うところから始まります。

本当に静かに始まります。

そして何も考えていないような感じで話がすすみ、ただただ時間が流れます。

ガス・ヴァン・サント独特のアレです。

しかしそれもドラックでおかしくなった彼の精神状態の不安定さを描きたかったためでしょう。

事実成功してます。

その表現も実にうまく、何かの拍子に崩れてしまいそうなほど繊細です。

俳優の確か名前はマイケル・ピット?の演技のおかげですかね。

彼の劇中で歌う曲も彼の悲しさが伝わってくるようです。

とにかく繊細で、不安定で、狂ってて、悲しい作品です。

なぜ彼は自殺したのか?

その理由も語らないところがサントの作品らしいですね。

ガス・ヴァン・サントの作品では「エレファント」「グットウィルハンティング」「ジェリー」「パラノイドパーク」など色々見てきた作品は全部好きですがこの作品が今のところナンバー1ですね。

自分のなかでは。

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コメント

コートニー・ラブの許可が下りなかっただけに、訴訟沙汰を恐れて「カート・コバーンを主人公に見据えた」とは明言できなかったみたいですね。

投稿: aa | 2008年7月29日 (火) 00時21分

はじめましてaaさん!
そうなんですか!?
監督がガス・ヴァン・サントなので"あえて"だと思っていましたが・・・・
コートニー裁判ばっかしてますしねw
aaさんものしりですね。
しかしあれだけ宣伝文句にカートの名前だしてりゃ元も子もないような・・・w

投稿: ゴトひろ | 2008年7月29日 (火) 20時36分

日本だから黙認なんでしょうね。

カート・コバーンの開発したギターが、彼の死後に日本で市販された際に広告には「あるアーティスト・・・」と書かれ、実際にカートの名前が広告に出されたのはかなり後でしたし、アメリカでの広告には最後までカートの名前がありませんでした。

投稿: aa | 2008年7月31日 (木) 09時18分

そうなんですか!
aaさんやはり物知りですね。
さすが起訴大国アメリカ・・・・
これじゃコートニー殺害説も浮かぶ訳ですねw
追記ありがとうございます!

投稿: ゴトひろ | 2008年7月31日 (木) 22時08分

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